2020年01月01日
牛肉は環境破壊につながるの?

牛肉は環境破壊につながるの?

はい、牛肉は環境負荷が大きい食べ物であることは間違いありません。
以前、小泉環境大臣がステーキを食べたということでニュースに取り上げられていましたね。
いったいステーキなどの牛肉を食べることはどれくらい環境破壊につながるのでしょうか。
例えば、牛肉1kg食べるごとに、車で100km走るのと同じ量の温室効果ガス(温暖化の原因となるガス)が排出されると言われています。(Environmental Working Group
豚肉は牛肉の51%、鶏肉は40%、鶏卵は14%の温室効果ガスが排出されます。

牛肉はどれくらい環境に悪影響を与えているの?

国連(Food And Agriculture of United Nations)のレポートによれば、畜産業からでる温室効果ガスは人類の排出する温室効果ガスの約14.5%(710万トン)を占めています。
このうち、牛から排出される温室効果ガスは65%(牛肉41%、牛乳20%)となっています。
ちなみに豚肉は9%、水牛の肉・乳が8%、鶏肉と卵が8%、その他の小さい反芻動物(羊、山羊など)の動物の肉と乳が6%となっています。
つまり、人間の活動によって排出される温室効果ガスのうち、約6%が牛肉から来ているということになります。

なぜ牛肉は環境負荷が大きいの?

環境問題や環境破壊を考えるに当たっては見えていないところまで想像することが重要です。
まず、牛を育てるにはエサが入りますよね。
このエサの調達にまず、相当なエネルギーが必要となってきます。
アメリカの場合、飼料用の穀物を栽培するために、全米の農地の約半分が使用され、7,600万kgの農薬と77億kgの窒素肥料、そして大量の水が消費されています。(EWG)
さらに、牛のゲップにはメタンが含まれており、これが温暖化の原因の1つとなっています。
なお、メタンは二酸化炭素の25倍温暖化する能力があると言われており、排出量は二酸化炭素よりも少ないものの、それが環境に与える影響は大きなものとなっています。(気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次報告書)
おしまい
つぎ、こんなことしたらええんちゃう?