2020年02月11日
【3分で理解】気候アパルトヘイトを会話形式で学ぶ!
さて、ゴリラ君に質問です。
気候変動によって起こる経済格差、これを何というでしょう?
気候アパルトヘイトやろ?
さすがゴリラ君ですね。
タイトルに書いとるがな
カンニングはいけませんよ?
鼻くそをほじるゴリラ
それでは、今回は気候変動(地球温暖化)と経済格差について見ていきましょう。
「そうだったんですか!イケガメさん」の時間です。
亀 アイコン
亀のイラスト

気候アパルトヘイトとは

気候変動が発生した際に、富裕層と貧困層では、対処できる能力が違いますね。
大規模な凶作になったとしても、富裕層はお金を出して食料を買うことができます。
でも貧困層は、残念ながらそうはいきません。
つまり、気候変動が原因でお金持ちとそうでない人の経済格差がさらに開いてしまうことになるのです。
これを、南アフリカ共和国でかつて行われていた人種隔離政策になぞらえて
『気候アパルトヘイト』と呼ぶのです。
ほーん
なるほど

気候アパルトヘイトの問題点は?

貧富の差がどんどん開いていく、これは気候アパルトヘイトによって生じる大きな問題です。
でも、それだけではありません。
分かりますか、ゴリラ君。
それは、貧富の差によって命の平等性が失われてしまうことです。
先ほども言ったように、一部の富裕層が多く食料を確保できるようになる状態が深刻化します。
また、重大な自然災害が起きたときに、自分の身を守るためにお金を使えるかどうか
これは、非常に大きな問題なんです。
100万円払えば災害現場から救助してくれるサービスがあったとしましょう。
今100万円を持っている人は助けてもらえます。でも、持っていない人は自力で脱出するしかありません。
同じ災害に遭ったとしても、お金を持っているかどうかで、助かるかが決まる。
それも、『生まれつきの貧富の差』によってです。
さらに問題なのは、気候変動の要因とされている温室効果ガスを排出している人の割合です。
上位10%の富裕層が、全体の50%の温室効果ガスを排出しているのです。
逆に、下位50%の貧困層は、全体の10%しか温室効果ガスを排出していません。*1
問題を発生させている人は被害を受けにくく、問題を発生させていない人が被害を受けやすい。
こういう形になってしまっているのです。
それはあかんな。
悩む

気候アパルトヘイトの対策

富裕層に「金持ちばかりいい思いをしてズルい!」などと言っても仕方ありません。
気候変動を緩やかにし、少しでも全世界で自然災害が減るように努力する。
これが、気候アパルトヘイトへの対処法なのです。
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(イケガメさん、ドヤって感じで今日も当たり前のこといってるなあ)
参考文献
*1: Climate change and poverty
Report of the Special Rapporteur on extreme poverty and human rights
おしまい
つぎ、こんなことしたらええんちゃう?