2020年01月04日
飛行機はどれくらい環境に悪い?詳細解説とその対応方法

飛行機はどれくらい環境に悪い?

グレタ・トゥーンベリさんが以前、二酸化炭素排出量の多い飛行機ではなく、ヨットで大西洋を横断したことが話題になりましたね。
あえて時間のかかるヨットを利用してまで避けた飛行機は、電車や車に比べてどれくらい環境負荷があるのでしょうか。
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はい、ごりら君は賢いですね~
こちらのグラフは交通手段別の二酸化炭素排出量を比較したグラフ*1です。
交通手段別(飛行機、車、電車)二酸化炭素排出量
まずは合計値を見てみましょう。
他の乗り物と比べて、飛行機が最も温室効果ガスを出しています。環境負荷が大きいのは明らかですね。
電車や車(4人)と比べて4倍から5倍の温室効果ガスを排出しています。
ちなみに、座席スペースの大きいビジネスクラスの場合3倍、ファーストクラスの場合4倍の排出量となります。
経由便の場合、離陸の際にさらに燃料が必要となるので、二酸化炭素の排出量はさらに増えることになります。
次に、二酸化炭素以外の温室効果ガスからの上空を飛ぶことによる副次的影響について見ていきましょう。
この二酸化炭素以外の温室効果ガスには窒素酸化物などが含まれます。
これらの温室効果ガスは上空で排出されると、地上よりも長く存在し続け、温室効果もさらに大きくなると言われています。*2
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なお、グラフ中の車は平均的なディーゼル車をもとに算出されているので、エコカーであればその排出量はさらに下がってきます。
電車についても同様です。

飛行機の二酸化炭素排出量

世界の二酸化炭素排出量の2%が航空業界からと言われています。*3
例えば、ロンドンからニューヨークへ飛行機でいくと0.67トンの二酸化炭素を排出することになります。
これは平均的なイギリス人の二酸化炭素排出量の11%にあたるんですね。*4

環境負荷の少ない飛行機

誰もがグレタさんのようにヨットで目的の場所に行ければいいのですが、普通はそうもいかないですよね。
そこで、おすすめしたいのができるだけ環境負荷の少ない航空会社(エアライン)を選ぶことです。
燃費の良い機体を使っている航空会社や脱プラをすすめている航空会社も多くあります。
環境問題や気候変動への対策を進めている飛行機の一覧はこちらのサイトから見ることができます。
ただし、こちらから予約できる航空会社が環境問題への対策を進めている航空会社とは限らないのでご注意ください。
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なるほど イラスト
参考文献
*1:BEIS/Defra Greenhouse Conversion Factors 2019
*2:Atmospheric Composition Group, at the University of Leicester
*3:International Air Transport Association (IATA)
*4: International Civil Aviation Organization (ICAO).
おしまい
つぎ、こんなことしたらええんちゃう?